長文を書く時のフレームワーク

自分にしては長い文章を書く機会があった(ある書籍の1チャプター分を担当した)。
結果的には恐ろしくスロースターターだったり最初の締め切り日を数日ぶっ飛ばしたりしつつも、自分なりにこれを通じて学んだことや実施してみて良かったことがあったので忘れぬうちにまとめておこうと思う。

1. 最初に全体のアウトラインを決める

全体の章立てを考えて各章の結論(こういうことを伝えたい)を1文で書いちゃう

2. 章ごとにストーリーボードをつくる

・手書きが良い。
・鉛筆で書く(必要に応じて修整できるように。きれいに書く)
mead ライティングタブレットなど鉛筆ノリが良く自分が愛せるノートを使う。

紙面を3列に分けて左から「見だし」「図版」「シナリオ」を書く。縦方向は時間軸(ストーリーの流れ)に沿って書く。特に、ここで図として表現できないようだと文章は書けないことがわかった。図の細部は仮内容や省略して良いが、どんな表現方法で何を伝えるかのレベルまでは省略せずにきれいに書く。図ができればストーリーがほぼ立つ。

「シナリオ」は「ここで○○を考慮しましょうね、と書く」などラフな箇条書きで十分。後からこれを繋いでいけばパラグラフが書ける。

“きれいに書く” については、学生の頃物理や数学の問題を解く時にぐちゃぐちゃに書いていて、数学得意の母に度々注意された。ナゼかわからないけど、確かにきれいに書けばケアレスミスが減るだけでなく”良い解”が得られることが多かった。ストーリーボードも同じらしい。

3. 他人に見せる

骨子だけでも途中でぐだぐだになっていても良いから、何割か書いたら見せてフィードバックを貰う。見せる相手はその技術の詳細に通じている必要はない(全くそのジャンルがわからない人は困るけど)。なるべく視点の高い人、視野の広い人(会社なら2段上位の上司とか)に見せる方が良いアドバイスが貰える。

4.Wordをアウトラインプロセッサとして使う(案外使える)

提出形体がテキストファイルだったので、最初はテキストエディターで書いていたのだが、文が長くなると文書構造が見づらくなる。アウトラインプロセッサ機能がついているテキストエディターもあるが、Wordのアウトラインモードが案外使える。長年毛嫌いしていたWordだが、生まれて初めて良いじゃんと思った :p

・見だしレベルを指定して必要なレベルでの骨子を確認できる
・全文表示時も、見だしはレベルに応じた視覚表現がされるので流れをつかみやすい
・図版Noや注釈部分などテキストに色をつけて見やすくしておける
・最後にプレーンなテキスト形式で保存すればそのまま提出用テキストが生成できる(Wordにしては余分なコードがつかないきれいなテキストになる)。

5. 原稿をSubversionで管理する

図版、テキスト(Word, text)共にSubversionで管理する。差分が取れ途中過程のバックアップにもなるので心おきなく思い切った編集ができる。 また、執筆過程の履歴が残せる。

6. スケジュールが辛くなったり困ったことがあったら恥ずかしがらずに相談する

早めにぶっちゃけて相談するのが、お互いのため。

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